お客様の声

思い切った“減築”で、幸せな暮らしを実現

2020年02月13日

「私たちの暮らし」にちょうどよい家を求めて。

以前、飯綱町にログハウスを建てていただいたご縁で知り合ったM様。
とても長いお付き合いの中で、家族の暮らしが少しづつ変化し、今回の新築に至りました。お父様と娘さんの二人暮らし。
建坪を減らしてコンパクトにし、お二人の息遣いを感じられる家を完成させました。

小さくても、明るくて静かで暖かい、暮らしやすい家に

「2年前に母が亡くなり、その整理をしていたときに、住んでいた家の一部がシロアリ被害に遇っていることが解りました。これは大変、ということでツチクラ住建の常務さんに相談。建て替えを検討するようになりました」

お父様・お母様は50年前に建てた家は、日本庭園のある立派な日本家屋でした。
お父様もお歳をめされ、庭の手入れやお二人のライフスタイルを考えたときに、もう少し家はコンパクトでもいいのではないかというアイデアにたどり着きました。

「父にシロアリのことなどを相談したところ、マンション暮らしは嫌だという意見でした。家を建て替えるにも資金が必要だし…と考える中で、土地を半分に分けて売り、それを資金の一部として家を建て替えようという話になったんです」

２軒同時の建築…家づくりも楽しみながら。

「もしも家を建て替えるならツチクラ住建さんに頼もうと決めていました」と、話してくださったMさん。土地の分筆なども含め、まるごとご相談いただきました。

「今から17年前に飯綱にログハウスを建てた際にお世話になったのがツチクラ住建さんでした。その際に、とっても親切に良くしていただき、建物にも満足していました。ですから、土地の売買から設計、建築までのすべてをツチクラさんにお願いすることにしたんです」

それまで住んでいた家を解体して造成し、土地を2区画に分けることを決め、プランづくりに取り掛かりました。そんな中、Mさんの同僚のご夫妻が、半分にした土地を買ってくださることになり、プランづくりも２件同時並行で進むことに。
当社としても初めての取り組みでした。

「土地は、彼女ならば売る方も安心して売れる！と思いましたし、設計が二軒同時に進んだことでお互いのプライバシーを十分に考慮していただくことができました。家の角度が少しずつ違っていたり、窓の位置にも配慮していただいています」

隣り合った２軒が互いのプライバシーを守れるようになっている

玄関からキッチンへの導線や２階のセカンドリビング部分は、大容量の収納棚を造り付けて、家具はほとんどいらないスッキリとしたインテリアに。隠す部分と見せる部分のバランスを考えつつも、便利に使えるように工夫しています。

「１階の家事動線はほんとに便利。玄関からそのまま物置に入れるので、買い物をして帰ってきたときに便利ですし、棚もほとんどすべて大工さんに作りつけてもらいました。
この棚がすごく便利。先日、ちょっと配線に困ったところがあったのですが、ツチクラさんにお願いして、棚の見えないところに穴を開けていただき、きれいに配線することができたんです。こういう細かなところもありがたいなって思います」

玄関からの導線。納戸を通ってキッチンへ移動できる

ドアや扉もできるだけ省スペースにし、居室空間を広くしただけでなく、90歳になるお父様がご自身で布団の上げ下ろしをしやすいように、押入れの目隠しにロールカーテンを採用しました。

「間取りは何回か話し合いをする中で、私からもアイデアを出して、一番しっくりくる形にしていただきました。設計からお願いしてよかったなと思っています。必要ないな、と思うところに扉をなくしたことや、空いたスペースに棚を造り付けてもらうなど工夫していただきました。吹き抜けにしたことで、１階で生活している父の様子が２階からもわかるので、お互いに気配を感じることができ、安心して過ごせます」