ツチクラ住建×金沢工業大学 宮下智裕研究室 新プロジェクトスタート!

ツチクラの森にある一軒の元ペンション。
[以前の記事]にもある通り、結構傷んでいるのですがその分新しいことに使えそう・・・

そんな発想から、金沢工業大学 建築学科 建築学部 宮下研究室の学生たちが、「IEMP イエップ」(家IE+CAMP)を発明。

家と豊かな自然を使いながら、楽しいひと時をみんなで自由に過ごす・・・。
新しい取り組みを紹介します。

ツチクラの森にある一軒の元ペンション

 

金沢工業大学とツチクラ住建の出会い

江戸時代、参勤交代に利用されたとされている “北国街道”(金沢→高岡→高田→長野→追分→江戸)は、金沢から津幡、高岡に抜け、魚津、親不知、糸魚川、高田を通って長野善光寺に至り、さらに軽井沢、碓氷峠を越えて、追分から中山道に合流して江戸に入る約480キロの道中だったと言われています。調べてみると、実はそのちょうど中間点が「牟礼宿」だったそう。そんな歴史的な縁の中で飯綱町が行っている「いいづな再生プロジェクト」に参加を始めました。このプロジェクトをきっかけにツチクラ住建と出会い、土倉社長ともいろいろな夢を話し始めました。

今年で20年目となる宮下研究室
全国にいる教え子達が集える場所を欲しいと思っていた宮下先生。
飯綱町の色々な空間資源を見たり、そこで活躍する人々とお会いしている中でツチクラの森のコンセプトを知りました。ツチクラの森に対しての土倉社長の想いや企画に強く賛同し、私たちも別荘地に新たな活気を生み出す協力をしたいと考えるようになりました。研究室OBを主要メンバーとし現在の学生さんと共にアイデアを検討し、土倉社長にIEMPのプレゼンを行いました。そして、土倉社長からもこの地を盛り上げる為にもお願いしたいと承諾を得てスタートしたのです。

宮下研究室では、リノベーションやコンバージョンなどの手法で建物に新たな価値を創造したり、環境にやさしい建築デザインを探求したりしています。

この日は、宮下研究室の学生にOBも混ざり、「IEMP」を実践してみよう!というイベントを開催中。すっかり涼しくなった飯綱の森の中で、何やら多くの学生たちがものづくりを行なっているようです。

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イエップ(IEMP)とは

イエップとは「家+CAMP」の意味を持つ造語で、宮下研究室の学生が考えました。
つまり、家を使ってキャンプをする、豊かな自然の中でより自由に屋外、室内問わずに楽しむ、という新しい提案です。
テントでも、グランピングでもなく、「家」というイメージを超え自然を楽しむ一日をここ飯綱で実現しよう、という考えです。

「今回は、学生たちがツチクラの森でやりたいことを一つずつ考えてきました。それを実際にやってみる・・・という、家を自由に楽しむ実験でもあり実践でもある」と、宮下先生。

家に絵を書いている人、木をチェーンソーで削っている人、木材の寸法を測っている人、そして屋上で何やら作っている人など、一人ひとりが別々のことをしています。・・・でも、みんなとても楽しそう。

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「こんな経験、なかなかできないので、学生たちにとってはかけがえのない経験になります。OBや学外の協力者、ツチクラ住建の西村さん、そして地元の方、みんなが集まって、この場所を豊かにするために何ができるかを考えて、自分たちで実現していく・・・それってめちゃくちゃ楽しいしワクワクしますよね」

ツチクラ住建では、企画の段階から営業の西村がこのプロジェクトに加わり、様々なノウハウを伝えたり、使わない建材や廃材・端材などを学生たちに提供。
飯綱町の活性化や面白いことができそうなこの企画に協力してきました。

そして、この企画に参加している学生やOBの方に話を聞いてみると、“学校で学ぶのとは全く違う、豊かな機会。本当にありがたいです”という感想ばかり。

飯綱町で、この日、この瞬間、この空気感だからこその楽しみ方を皆で見つけ、実現するワークショップの魅力は、この先まだまだ進化していきそうです。

夕暮れ、そして・・・

日も暮れる頃…ツチクラの森は、とても素敵な空間に変身を遂げました。

屋上にはミニシアターと足湯。入口前には看板もスタンバイ。
BBQのドラム缶の中には、ほくほくの焼き芋も出来上がっています。

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好きなことを、そしてこの場所で自分が目一杯楽しめることを真剣に考える2日間、学生達は何を思い、何を肌で感じたのでしょうか。

「この場所に、毎週のように楽しい何かが行われ、それを目当てに気軽に別荘や地元の人々が集ってくる。そんな自由で魅力的な場としてツチクラの森が使われるようになったらいいなと思っています」と、宮下先生。

ツチクラ住建 ✕ 金沢工業大学宮下研究室のチャレンジはまだまだ続きます。

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