2017.06.17
飯綱町 古町にある 「みんなの学校」
子どもたちの建物の建て方が行われました。
今回の建物に関して、建築士の野々山さんから依頼を受けました。
授業の一環として子どもたちに建築の勉強を教えており、昔ながらの建物と
土壁(小舞壁)に挑戦したいとのことでした。
竹は子どもたちと近所の方のご協力を頂き集め
土壁は現場の廃材を再利用。明治時代の土蔵の土を使います。これぞまさにエコ。
近くにある水路の水を土に混ぜ、土壁材料に復活!100年前の土です!
小舞壁は後日、子どもたちの手によって作られる予定です。
今回の材料は全て廃材を利用。
大工さん達も釘を抜きながら、廃材の特徴を見極めながら材料を使い分けていました。
いつもより手間は掛かってしまいましたが、これまた良い経験となったでしょうか?
ここでも不思議な出会いが
みんなの学校に通うお子さんのお父さん大工と斉藤大工が同級生。20年振りの再会。
昔話に花が咲いたようです。
子どもたちの為の建物は何とか1日で完成。
無理を言ってお願いし申し訳なかったのですが、快く引き受けてくれた
大工さん達に感謝です。
この子どもたちの中から将来、大工さんや建築に携わる仕事に就いてくれる子どもさんが一人でも
いてくれれば嬉しいですね。