2016年入社|中途入社|飯綱町出身
子どもの頃、自宅に改築に来てくれていた大工さんに憧れて、建築の道へ進もうと思いました。工業高校の建築科に進学すると、授業で図面を描く機会があり、設計することの面白さを知りました。その後、専門学校で設計を学び、リフォーム会社で営業職として働いていましたが、設計士になる夢をかなえるために、ツチクラ住建に転職しました。
入社前は、設計士は華やかな仕事というイメージを持っていましたが、実際のところ8割くらいは事務所で図面を描く地道な作業です(笑)。設計士は見えないところで頑張っているのだなと、働いてみて感じました。
当社で家を建てていただくからには、お客さまに快適に過ごしてほしい。だから設計の段階で、お客さまの視点に立ってシミュレーションをしながら、暮らしやすい住まいを考えています。お客さまもさまざまで、こだわりの強い方もいれば、設計士にお任せという方もいます。お任せしたいというお客さまでも、会話の中で内なる要望を引き出すように心掛けています。
初めて携わった新築の仕事が忘れられないです。こだわりのあるお客さまで、ご要望にお応えするため、夜遅くに現場に行くこともありました。家ができるまでの過程を写真で記録していたのですが、それを編集して1本の動画にまとめました。お引き渡しの際に、サプライズでお客さまに見てもらったところ、泣いて喜んでいただきました。苦労もありましたが、やって良かったなと。
当社では、新築に関しては、設計士が直接お客さまにヒアリングを行って提案しています。家をお引き渡しした後も、アフターメンテナンスなどで関係は続きます。このようにお客さまとコミュニケーションをとる機会が多いので、人と話すのが苦にならない方に向いている仕事だと思います。仕事に必要なスキルは、入社時に持ち合わせていなくても心配いりません。働く中で身に付いてきますよ。
2004年|新卒入社|須坂市出身
この道を選んだのは、父が大工をしていたからです。子どもの頃、父がよく現場に連れていってくれて、仕事をする様子を近くで見ていました。そのため、大工という仕事がとても身近にありました。大工になるために高校の土木科で学び、ご縁あってツチクラ住建に新卒で入社。親方に弟子入りして、現場に出てゼロから建築の技術を学びました。
お客さまの大切な家を建てるので、失敗できないというプレッシャーがあります。また、入社したての頃は分からないことも多く苦労もしましたが、こればかりは場数を踏むことで技術や知識を身に付けていくしかありません。
この仕事の一番のやりがいは、お客さまから直接感謝の言葉をいただけることです。リフォームの現場では、家の不具合を解消できた時に、「助かりました、ありがとう!」とお客さまに喜んでもらえる。そんな言葉を聞くと、この仕事をしていて良かったなと、ジーンときますね
若い人が多くて活気があるのが、ツチクラ住建の良いところです。私が入社した頃は社員が10人もいなくて、年の近い社員も少なかったです。それが、いまでは30人近く社員がいて、若い人もたくさん入社しています。一般の人から見れば、大工というと職人のコワいイメージがあるかもしれません。仕事中は真剣ですが、休憩中などは冗談を言い合ったりして、わきあいあいとしています
建築の仕事は、「やる気」と「元気」があればなんとかなると思います。大工になるのに、年齢や経験は関係ありません。知識や技術がなくても、やる気があれば上達は早いですし、元気があれば現場での外仕事も乗り切れます。これまでに、20代後半で弟子入りした大工もいますが、いまでは立派に働いています。当社では会社全体で新人を育てるような企業風土があるので、安心して入社してください。
2002年|中途入社|埼玉県出身
ツチクラ住建で働く前は、東京の住宅メーカーで働いていました。長野県に移住したのは、自然の近くで気持ちにゆとりを持って暮らしたいという思いがあったからです。憧れの暮らしをかなえるために、長野県内で転職活動を行い、その中で出合ったのがツチクラ住建でした。社内には移住者も多く、私と同じタイミングで入社したスタッフもIターンでの移住者です。
現場監督の主な仕事は、工程管理、安全管理、品質管理などです。割合的に半分以上は現場に出ていて、それ以外は事務所でいろいろな手配や事務処理などをしています。当社には現場監督が二人いて、私は主に改修工事を担当し、もう一人のスタッフは新築工事を担当しています。
当社で手掛ける工事は住宅がほとんどですが、中には公共施設の工事の依頼もあります。これまでの仕事で印象深いのは、直売所の改修工事です。お店の営業時間外に工事を進める必要があり、夜遅くに現場に行くなど苦労もしましたが、うちの大工さんの協力もあり、無事に工期に間に合わせることができました。
お客さまや業者さん、当社のスタッフなど、周りの人とのコミュニケーションが求められる仕事です。また、現場監督は決定権を持つことが多いため、現場に出ると、周りの人からどうしたらいいかと指示を求められる場面がたくさんあります。そうした際には、しっかりとした考えを持って接することが大切です。そのためには、経験を積んで知識を身に付けておく必要があります。
建築の仕事は一人でできるものではありません。遠慮せずに周りの人とコミュニケーションをとりながら、チームとして作り上げていくことが大切です。現場監督は、工程の最初から最後までを現場で見ていられる、やりがいのある仕事です。完成した時には、お客さまに喜んでもらえて、それが次のステップへとつながります。