2025.03.03
部分断熱改修
飯綱町や信濃町など山間部の住宅は、50坪を超えるものも珍しくありません。親世代より引き継いだものの、家族構成、ライフスタイルの変化により使われていないもしくは物置になっている部屋があるという話をよく聞きます。その場合、減築をすることもありますが、今回は建物の大きさはそのままに生活範囲のみ断熱性能を上げる改修をおこないました。
減築をする際の解体費用が必要なく、1棟丸々ではなく部分的に断熱するのでコストを抑えることができます。
オープンキッチン
改修前はあまり光が届かず、居間とも廊下を隔てた場所にあったキッチンですが、LDKとして一部屋にまとめたことで開放的な明るいキッチンとなりました。料理中も孤独を感じることなく、家族の気配が感じられます♪
また、隣接していてもあまり活用されていなかった和室は、畳からフローリングに張り替え収納棚を設けパントリーとし、有効的な間取りへと変貌を遂げました。
補助金を活用した樹脂サッシ
今でこそ樹脂サッシが当たり前になっていますが、少し前まではアルミと樹脂の複合サッシが一般的でした。また、ガラス自体も単板ガラスが一般的でしたが、真空ガラスや複層ガラスと進化を遂げています。
今回の改修では、環境省が実施している補助金事業の中でSグレード(上から2番目)に相当する性能の窓へ一新しました。
飯綱町
ご夫婦、夫の母
住宅
約50年
96.86㎡(29.24坪)
住みながら工事、こどもエコすまい支援事業、先進的窓リノベ事業、太陽光パネル設置