弊社が所在する長野県飯綱町はいわゆる田舎です。
田舎という言葉を辞書で調べてみると
「都会から離れた所。(都会の人から見て)都会以外の所。地方。特に、人家が少なく田畑の多い所。田園。」(Oxfrod Languageより引用)
とあり、飯綱町は、田園地帯が一面に広がる風景や広大なリンゴ畑が各所にあるれっきとした田舎です。
そんな飯綱町ですが、ここ3年移住者の方が増えています。
私自身が案内した物件だけでも昨年は少なくとも10名、今年はそれ以上の移住者が見込まれます。
町全体としても、転入者から転出者を引いた数は過去3年間で133人となっています。(参考https://www.town.iizuna.nagano.jp/ijuportal/read/5794.html)
しかし、飯綱町を初めてとする地方に都会から移住する際には、メリットもあれば注意したいデメリットも数多く存在します。
そこで、この記事では、飯綱町に地方移住するうえでのメリットとデメリットをご紹介します。
「子どもを自然が豊富な環境で育てたい」
「地震や災害などが怖いので都会を離れて暮らしたい」
「地方への移住を検討しているが、実際に暮らしている人の意見を参考にした」
上記に当てはまる方は、この記事を読むことで、地方移住のメリットだけでなく、デメリットもわかります。
ぜひ参考にしてください。
高層ビルが立ち並び、車や人が目まぐるしく飛び交う都会から人の少ない自然にあふれた地方への移住にはさまざまなメリットがあります。
主なメリットは以下の4つです。
地方移住を検討されている方でも、意外と気がつきにくいメリットもあります。ぜひ参考にしてください!
地方は都会と比べると自然が豊かです。
地方は人口が少なく、建物の数も少ないため、住宅よりも畑や山林などの土地が必然的に多くなります。
もちろん地方でも都市部では商業施設やテナントビルが並んでいることは考えられますが、少し郊外に車を走らせただけで山や畑が広がる景色に変わることがほとんどです。
こちらの動画は長野駅から飯綱町役場までの道のりを動画にしたものです。
ぜひご覧ください。
30分程度の動画ですが、自然の豊かさが感じられます。
地方に住むうえで、土地や建物の不動産の価格が安かったり、賃貸物件の賃料が安いことは大きなメリットです。
少し古いですが、総務省の平成30年住宅・土地統計調査によると
東京の平均賃料が8万1001円、大阪府が5万5636円であるのに対して、長野県は4万3,252円です。
東京とは3万円弱、大阪とも1万円以上の違いがあることが分かります。
これだけ、固定費が違うので住宅にかかる費用が家計に与える影響も地方の方が少ないです。
また、飯綱町に限って言えば、家賃に関して補助金を出しています。
詳しいことは不動産情報にも記載しておりますが、条件を満たせば賃料に対して2万円の補助金が受け取れるので住宅にかかる費用はさらに安くなります。
地方は都会に比べると、地域の人とのつながりが強く感じられます。
都会と地方で圧倒的に異なるのは人口密度です。
都会は集合住宅やマンション、アパートにたくさんの人が住んでいますが、マンションの住民全員を把握したり、地域の人のプロフィールを詳細に把握している住民はほとんどいないです。
しかし、地方であれば、地域によって異なりますが、家が十数軒程度しかない地域も少なくありません。
そのような人口の少ない地域であっても水路の掃除や祭りなどの行事は行われるため、少ない人数で行事を成立させるために地域の結束が強い必要があったと予想されます。
地域独特の行事や祭りはもちろん、地域での役職や係が回ってくることも都会と比べると早く、必然的に地域の住人とのつながりが強くなります。
ストレスという観点においては、都会より地方の方が健康的な生活を送れます。
それは、交通ラッシュが比較的少なく、ストレスなく通勤通学ができるからです。
都会と聞いて真っ先にイメージするのは、満員電車です。
乗車率100%越えの電車に毎日行き帰り乗車するだけで、大きなストレスがかかります。それが通学をする子供にも降りかかるとなると心配する人も少なくありません。
その点、地方では、通勤通学の時間帯であっても乗車率が100%を超えることはかなり珍しいです。
いかがでしたか?
飯綱町のような田舎に移住することは大きなメリットがあります。
この記事を読んで田舎に少しでも興味がわいてきましたか??
しかし、移住するのはまだ早いです。
田舎に移住する際には気を付けなければならないデメリットが数多くあります。
次回は田舎に移住する上でのデメリットをご紹介します。
ぜひご覧ください!
シンタロウ