2026.10.23
この記事の結論
飯綱町の民間アパート・貸家に住むなら、町の「移住定住応援家賃助成金」で3年間・最大48万円の補助が受けられます。ただし対象は「2人以上の世帯」で、家賃から3万円を引いた額が補助額になる仕組みです。入居から1年以内に申請しないと対象外になるので、契約の前に条件を確かめておきましょう。
「いきなり家を買うのは不安なので、まずは賃貸で暮らしてみたい」。移住のご相談では、こうした声をよく聞きます。実際、飯綱町では賃貸に住みながら土地や空き家を探す方も少なくありません。
そのときに知っておきたいのが、町の家賃補助です。先日も、町内の賃貸に入るお客様の件で役場に問い合わせをしました。そのとき確認したことも含めて、宅建士として制度のポイントを整理します。
町内の民間賃貸住宅に住む世帯に、家賃の一部を3年間助成する制度です。若い世代の定住を目的にしています。
次の条件をすべて満たす必要があります。
単身の方は対象外です。また、公営住宅、社宅や会社名義で借りる住宅、契約期間1年未満の住宅、2親等以内の親族が持っている住宅も対象になりません。
「家賃から3万円を引いた額」が補助になるので、家賃によって受け取れる額が変わります。
1年目に満額を受けるには家賃5万円以上、2・3年目は4万円以上が目安です。物件を比べるときは、家賃そのものだけでなく「補助を引いた実質の負担」で見ると判断しやすくなります。共益費や駐車場代が家賃と別になっている契約では、その分は計算に入らない点に注意してください。
先日、町内の賃貸に入る予定のお客様から「籍を入れる前に一緒に住むが、補助は使えるか」というご相談がありました。役場に確認したところ、ポイントは住民票の上で同じ住所の2人以上の世帯になっているかとのことでした。
ただ、世帯の扱いは家族の状況によって変わります。事実婚やパートナーとの同居で申請を考えている方は、契約の前に町の窓口へ一度確認しておくと安心です。
どちらも条件が細かいので、詳しくは町の公式サイトで確認してください。
補助は「後からまとめて」受け取る形なので、毎月の家賃はいったん全額を自分で払います。支払いの記録をなくさないように、口座振替にしておくと楽です。
賃貸で1〜3年暮らしながら、冬の雪や通勤、地域の雰囲気を確かめてから家を探すのは、失敗の少ない移住のしかたです。家賃補助を受けている間は家賃の負担が軽くなるので、その分を家探しや引っ越しの資金に回せます。長野市で借りてから飯綱町で買う「二段階移住」という考え方もあわせて読んでみてください。
※制度の内容は2026年10月時点で飯綱町公式サイトに掲載されている情報をもとにしています。予算や要件は変わることがあるため、申請前に飯綱町 企画課 地域活性化推進室(026-253-2511)でご確認ください。
参考:飯綱町移住定住応援家賃助成金(飯綱町)/ひとり親世帯家賃助成金/結婚新生活支援事業補助金
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