飯綱町移住のあれこれ

【2026.4.16追記】Uターン支援?最大100万円の「おかえりリフォーム補助金」って実際どうなの?

2026.04.14

みなさんこんにちは。
土倉進太郎です。
先日空き家の管理をしてきた際に、天井を見上げるとこのようになっていました。
中古住宅ではよくあるのですが、雨漏れの跡です。

雨漏れは雨が降ったら即雨が漏れるというわけではなくて、雨が強く降ったり風が強く吹いて雨が強く吹き付けたりする際に雨漏れが起こる物件もあるようです。
このような状態を放置しておくと木造の物件はどんどん傷んで状態が悪くなってしまいます。
やはり空き家を放置すると資産価値も減っていくし、家もどんどん傷んで修繕費用が大きくなっていくなと思いました!
 
さて、そんな中4月になり新年度を迎えたので、毎年恒例の飯綱町役場のHPで今までの補助金が引き続きあるかをチェックしてみました!
そうすると、なんと新しい補助金の情報が!

その名も「飯綱町おかえりリフォーム補助金」!!
概要を読んでみたのですが、なんとも使い方が難しい補助金のような・・・
そんな飯綱町おかえりリフォーム補助金について、ツチクラ住建の「飯綱移住のあれこれ」が最速で解説します!
 


1. 補助金の概要:どんな人が対象?

この制度を一言でいうと、「町外で5年以上暮らしていた人が、実家を直して戻ってくるなら、その費用を町が強力にバックアップする」というものです。

 

主な条件と補助額

  • 対象者:町外に5年以上住んでいて、再び飯綱町に住むために実家をリフォームする方。

  • 対象の家:父母、兄弟、祖父母が現在住んでいる住宅。

  • 補助率:リフォーム費用の 1/2

  • 補助上限

    町内施工業者の場合 … 100万円

    それ以外の場合 … 50万円

  • 居住ルール:実績報告から 7年以上 継続して住むこと。

【ここに注意!】
7年以内に町外へ転出したり家を手放したりすると、経過年数に応じて補助金の返還が必要になります(なんと1年未満なら全額返還)。「腰を据えて飯綱で暮らす」という決意への応援金と言えますね。

2. プロの視点:ここが「活用」のポイント

要綱を読み解き、プロとして、そして一住人として感じたポイントは3つです。

 

① 「町内業者で100万円」の差は大きい

補助上限が「50万円」か「100万円」か。この2倍の差は非常に大きいです。 水回りの一新や断熱改修を伴うリフォームは、200万円を超えるケースが多々あります。飯綱の厳しい冬を熟知している地元の業者に依頼し、補助金を最大100万円受給するのが、コストパフォーマンスの面でも安心感の面でも正解です。

 

② 目的は「介護者等の確保」であるという悲しい現実

要綱の第1条には、目的として「介護者等の確保」が明記されています。
裏を返せばそれだけ介護者の確保が難しい現実があるということです。
将来、親御さんに介護が必要になった時、家が寒かったり段差が多かったりすると、そこから改修するのは大変な労力です。親が元気なうちに自分たちが里帰りをしつつ家をリフォームすることは、家族全員の将来を守るリスクヘッジになります。

 

③ 「居住に直接必要なもの」なら幅広く対象

キッチンやトイレの改修はもちろん、サッシの交換や給湯器の更新、畳やふすまの張り替えまで対象に含まれます。
「劇的なビフォーアフター」でなくても、日々の暮らしの質を上げるためのメンテナンスの積み重ねで申請できる、非常に実用的な制度です。
ただし、実際の対象となるリフォーム工事の内容は必ず飯綱町役場に確認してから業者への依頼を進めるべきです。

3. 賢く使いこなすためのアドバイス

もし私がこの制度を使ってUターンを計画するなら、こう動きます。

 

① 「冬の不満」を今のうちに聞き出す

雪が解けた今の時期は、冬の寒さや不便さを忘れがちです。親御さんに「今年の冬、どこが一番寒かった?」「お風呂場は怖くなかった?」とヒアリングし、優先順位を決めましょう。
弊社にご依頼いただく高齢のお客様のほとんどが居住スペースの寒さにかなり悩んでいます。
 

② 併用可能な補助金をまとめて受給するよう計画する

先日紹介した「脱炭素・省エネ補助金」など、他の制度と併用できる工事がないかを事前に確認する必要があります。
補助金に関してはぜひ弊社に相談してください。飯綱町の行政のサイトを常に確認して利用可能な補助金がないかを常に確認しています。補助金の組み合わせ次第で、自己負担をさらに抑えることが可能です。
 

③ 早めの申請、早めの着工

この補助金は「年度内に完了」させる必要があります。春に計画を立て、冬が来る前に暖かい家を完成させる。これが飯綱暮らしをスムーズに始めるコツです。

 


実は使いづらい補助金かも

私個人が忖度なくこの補助金に関して思うのは、「対象となる人が限定的すぎる」と思われます。
飯綱町は、飯綱町で結婚して新生活を始める夫婦のための補助金(https://www.town.iizuna.nagano.jp/docs/10135.html)に代表されるように、補助金の対象となる人がかなり限定される補助金を交付していると感じます。
それがいいとも悪いとも言えませんが、基本的には移住に関する中古住宅購入の補助金と移住リフォームの補助金をうまく使って移住をすることが基本的な戦略です。
ただ、この補助金があることでもしかしたら地元を離れた人が飯綱町にUターンする可能性が高まるかもしれませんね!

まとめ:あなたの実家にリフォームと一緒に帰りませんか?

「まちづくりは人づくり」と言われますが、その最小単位は間違いなく「家族」です。 一度町を離れた世代が、経験や知恵を持って戻ってくる。そして多世代が支え合って暮らす。このような姿がこの補助金の意図する姿です。都会の暮らしに嫌気がさしている地元が飯綱町の方はこの「おかえりリフォーム補助金」をきっかけに、ご実家を暖かくリフォームしてご両親と快適に暮らすこともいいことだと思います。
実家が少し気になっている方はこの補助金を使ったリフォームをぜひ検討してみてください。

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