2026.06.23
移住を検討されているお客様から、こうしたご質問をよくいただきます。飯綱町は豊かな自然と静かな生活環境が魅力の一方で、都市部とは生活インフラが大きく異なります。移住後に「こんなはずじゃなかった」と後悔しないためにも、車・交通事情については事前にしっかり把握しておくことが大切です。

この記事では、多くの移住者のご相談に関わってきた私が、飯綱町での車・通勤事情を実態に即してお伝えします。
結論
飯綱町での生活において、車は「あれば便利」ではなく「なければ生活できない」インフラです。そして、共働き世帯や子育て家庭の場合、1台では日常生活が成り立たないケースがほとんどです。
1台では足りなくなる典型的なシーン
移住者のお客様からも「1台で始めようと思っていたが、すぐに2台目を買った」というお話をよく伺います。移住前の家計計画には、車の維持費(保険・税・車検・燃料)を複数台分で見込んでおくことをおすすめします。
通勤
飯綱町の中心部から長野市内(長野駅周辺)までの距離は、車で約30〜40分ほどです。国道18号線を経由するルートが一般的で、道路状況が良い時期であれば渋滞もそれほど多くありません。
実際に「長野市に勤務しながら飯綱町に住む」という生活スタイルのお客様は複数いらっしゃいます。長野市との物価・住宅価格の差を活かして、広い土地・家に住みながら通勤されている方も珍しくありません。

冬の通勤に備えて、以下の点は事前に確認・準備しておきましょう。
冬の通勤・準備チェック
注意点
飯綱町から長野市へ通勤する際、国道や県道の峠区間を日常的に走ることになります。峠道はカーブ・勾配・路面変化が多く、市街地の平坦な道路と比べてタイヤへの負担が大きくなります。毎日の通勤で走り続けると、タイヤの摩耗が想定より早く進むケースが少なくありません。
特に注意が必要なのが、スタッドレスタイヤからサマータイヤに履き替えるシーズンです。冬の間に消耗したサマータイヤをそのまま使い続けると、夏の雨天時にスリップしやすくなるなど、安全上のリスクが高まります。年に一度、タイヤ交換のタイミングで溝の深さと偏摩耗をチェックする習慣をつけておきましょう。
4WD
「スタッドレスタイヤさえあれば2WDでも大丈夫では?」と思われる方もいるかもしれません。平均的な冬の道路であれば、スタッドレスタイヤを履いた2WD車でも日常的な走行は可能です。しかし飯綱町では、2WD車では対応が難しい場面が年に数回は発生します。

4WDが特に効果を発揮する場面
こうした「もしものとき」に2WD車が動けなくなってしまうと、緊急時の対応が遅れるだけでなく、JAFや近隣への救助依頼が必要になることもあります。特に小さなお子さんや高齢のご家族がいる世帯では、4WD車の導入を強くおすすめします。
なお、飯綱町内でも地区によって積雪量や道路環境は異なります。物件を検討される際は、その地区の冬の実態についても、地元に精通した不動産業者にご確認いただくことが安心です。
公共交通

飯綱町にはしなの鉄道北しなの線の牟礼駅・古間駅があります。長野駅まで乗り換えなしで行けるため、電車通勤も不可能ではありません。ただし、本数が限られており、朝の通勤時間帯に合う便を確認する必要があります。
バスについては路線が限られており、町内での日常的な移動手段としてはあまり機能していないのが実態です。買い物や病院への移動には基本的に車が必要です。
まとめ
飯綱町への移住を検討される際、住まいの広さや家賃・購入費と並んで、車の台数・維持費・通勤ルートは生活設計の核心部分です。都市部の感覚のまま「なんとかなるだろう」と考えると、移住後に想定外の出費や不便を感じることになりかねません。
移住前に確認・準備しておきたいポイント
飯綱町は長野市へのアクセスが比較的よく、近距離移住の選択肢として非常に魅力的なエリアです。事前の準備をしっかり行うことで、移住後の暮らしはぐっと充実したものになります。

土地選びや物件に関するご相談は、ツチクラ住建までお気軽にどうぞ。
移住に関する疑問・不安も、経験豊富なスタッフが丁寧にお答えします。
移住ブログは毎週木曜更新です。