飯綱町移住のあれこれ

飯綱町で「小さく稼ぐ」という選択肢|小商い講座第5期が11月スタート

2026.10.27

この記事は2026年10月19日時点の情報です。(出典:広報いいづな通信 2026年10月号 p12-13「小商い講座 第5期」)

こんにちは。ツチクラ住建の土倉です。

移住のご相談で、住まいの次によく聞かれるのが「向こうで何をして稼ぐか」です。正直に言うと、ここに一つの正解はありません。

今回はその答えの一つとして、飯綱町が開いている「小商い講座」の第5期(11月スタート)を紹介します。

先に結論

  • 小商い講座は、好きなことや得意なことを小さな仕事にするための町の講座。2021年から続き、今回が第5期です。
  • 本講座は全6回。11月25日(水)に始まり、3月のマルシェ出店を経て3月10日(水)の修了式まで。
  • 迷っている方は、まず無料体験ワークショップへ。次回は11月5日(木)10:00〜12:00です。
  • 空き家でお店や教室をやるなら、物件選びの段階から「用途・駐車場・改修費」を見ておくのが大事です。

📌 小商い講座ってどんなもの?

広報によると、大きく起業するのではなく、自分の好きなことやこれまでの経験を生かして、できる範囲から小さく始める。それを町は「小商い」と呼んでいます。

講座では全6回をかけて自分のアイデアを形にし、最後は卒業生と一緒に地域のイベントで実際にお店を出します。座学で終わらず、売る場面まで用意されているのが特徴です。

こんな人が想定されています

  • いつか自分の「好き」を仕事にしてみたい人
  • 励まし合える仲間がほしい人
  • 自分に合った働き方を探している人
  • 地域の役に立つことをしたい人
  • 特技や趣味を誰かのために生かしたい人

仕事・家事・子育てと両立しながら、という前提で書かれています。移住してすぐフルタイムの職が見つからない方にも、入口になりそうです。

📌 受講生の3つの事例

広報では、これまでの受講生3人の声が紹介されています。要点だけ、私の言葉でまとめます。

赤塩地区の空き家でコミュニティづくり

広報で紹介されている盛田さんは、自分が本気で取り組みたいことを講座の中で見つけ、今は赤塩地区の空き家を拠点に、人が集まれる居場所づくりを「つむぐや」として続けているそうです。

薬膳アドバイスを仕事に

広報で紹介されている仲俣さんは、最初から売りたいものが決まっていたわけではなかったとのこと。講座のマルシェ出店をきっかけに、今はイベントで季節の薬膳アドバイスや体質チェックをしているそうです。

デカフェ専門のコーヒー店

広報で紹介されている福士さんは、漠然と「カフェができたら」と考えていたところ、仲間の意見を受けてデカフェに絞ったコーヒー店を始めたそうです。次はラテアートのカフェラテを出すのが目標とのことでした。

3人に共通しているのは、最初から完成形があったわけではない点です。講座の中で方向が定まっていく、という流れが読み取れます。

ツチクラ住建の庭で開いたマルシェ
当社の庭で開いた「お庭でマルシェ」。小さなお店が並ぶ場は、町内でもよく開かれています(2021年5月撮影)

📌 講座の流れ(全6回)

回 日時 内容
第1回 11月25日(水)10:30〜16:00 自分自身を見つめ直す
第2回 12月16日(水)10:30〜16:00 ビジネスのアイデアを出す
第3回 1月13日(水)10:30〜16:00 ビジネスモデルを組み立てる
第4回 2月3日(水)10:30〜16:00 体験型イベントを企画する
第5回 3月7日(日)10:00〜16:00 マルシェに出店
第6回 3月10日(水)10:30〜13:00 修了式

平日の日中、ほぼ月1回のペースです。お勤めの方は休みの調整が必要になります。なお、町の発表では本講座の定員は8名、参加費は15,000円とされています。

📌 まずは無料体験ワークショップへ

いきなり全6回は不安、という方のために無料の体験会があります。10月21日(水)の回はすでに終わっているので、次は11月5日(木)です。

  • 日時:2026年11月5日(木)10:00〜12:00
  • 場所:町民交流センターZQ(飯綱町牟礼522-1)
  • 申込:広報のQRコードまたは町の案内から

定員は申込時に確認を

体験ワークショップの定員は、広報では各回10名、町のプレスリリースでは各回15名と書かれていて、数字が食い違っています。申し込むときに確認してください。

11月の町のイベントは11月のイベント情報に、小商い講座にはいいづなコネクトの10月の記事でも少し触れています。

🏡 不動産屋として、ひとこと

受講生の事例にもあるように、小商いの拠点として空き家を使いたい、というご相談は増えると思います。ただ、住宅として建てられた家をお店や教室にするには、見ておくべき点があります。

用途と、住まいとの兼用

住宅を店舗として使う場合、広さや業種によっては用途変更の手続きが必要になることがあります。飲食なら保健所の営業許可も必要で、厨房や手洗いの設備が求められます。

住まいの一部をお店にするなら、生活スペースとの動線も考えたいところです。住宅ローンを使う場合は、店舗部分の扱いを金融機関に確認してください。

駐車場

飯綱町では、お客さんのほとんどが車で来ます。家族の車に加えて、来客用に何台置けるか。前面道路に車を停められるか、冬に除雪できる広さか。物件を見るときは、建物より先に敷地を見てほしいです。

賃貸なら貸主の承諾

借りた家で営業する場合は、契約前に「お店として使ってよいか」を貸主に確認し、契約書にも使用目的を書いておくのが安全です。看板や改装、退去時の原状回復の範囲も、最初に話しておくとトラブルを防げます。

改修費は物件価格と別に見込む

水回りや厨房、トイレ、冬の寒さ対策など、お店にするための改修は住むための改修とは別にかかります。物件が安くても、総額で考えないと計画が崩れます。数字は正直です。住まいとしての総額の考え方は100万円の空き家の総額で書きました。

移住相談では、物件の悪い点も正直にお伝えするようにしています。「この家でお店ができるか」という視点での内覧も、遠慮なくご相談ください。

私は空き家をご案内するとき、その家の悪いところや直さなければいけないところ、その費用の目安を先にお伝えするようにしています。お店を始めたい方の場合は、開業の資金計画に直結するので、なおさらです。

まとめ

小商い講座は、好きなことを小さく試し、仲間と一緒に売る場面まで経験できる町の講座です。第5期の本講座は11月25日(水)スタート。

迷っているなら、まず11月5日(木)の無料体験へ。定員は申込時に確認してください。

空き家を拠点にするなら、用途・駐車場・貸主の承諾・改修費を物件選びの段階から確認しておきましょう。

「移住したら何で稼ぐか」の答えは、町の中で小さく始めるところから見つかるかもしれません。

空き家でお店や教室を考えている方へ。土地・空き家のご相談はツチクラ住建へ。ご相談は無料です。
フリーダイヤル 0120-253-243(営業時間8:00〜17:30)

※制度・日程は変わることがあります。必ず役場・各主催者にご確認ください。

このブログは毎週月・火・木・金の朝7時に更新しています。

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